弊社では、約20年前から精油の抽出を、減圧温熱循環式にて開始しています。また、材料は吉野ひのき木部を使用します。
元は乾燥機である外国製機械を、約1日半作動させ抽出します。芯材であれば、中心の赤い部分から抽出します。ひのき木部を機械に投入し、釜内を減圧し加熱した水を循環させながら材に熱を与え抽出していきます。
エッセンシャルオイル卸会社・アロマオイル卸会社・香料会社・オーガニック関連会社・化粧品会社・商社 他
国内にとどまらず、輸出実績のある韓国の他、アジア諸国や、香り(アロマ)の本場ヨーロッパへの本格的な輸出を計画中です。精油の輸出に関しましては、規制・価格・輸送方法など様々なクリアすべき要件があります。詳細は担当までご連絡ください。
樹液水の抽出方法は精油と同じ減圧温熱循環式ですが、“ひのき精油” と “樹液水” を同時に抽出します。
水蒸気蒸留法は、一般的な抽出方法であり、原料はおが粉(おがくず)を使用し、水蒸気を直接おが粉に噴射して、精油(エッセンシャルオイル)を抽出します。
水蒸気蒸留法では、容量約3,000Lの規模で、最大600kgのおが粉(おがくず)の投入し、一工程で5~10Lのひのき精油を抽出することができます。
水蒸気蒸留法を用い、吉野ひのきのほか、吉野杉・ヒバなどの精油の抽出を予定しています。
特にひのき精油は、国内・海外でも人気のある精油(エッセンシャルオイル)です。
既存の減圧温熱循環式に加えて水蒸気蒸留の抽出を始めたのは、成分比率が異なる精油が抽出され、使用用途によって選択の幅が広がるからです。
香りを重視される方・持続時間を重視される方など様々なご希望・ご要望があり、それに応えていく事ができると考えています。